なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
近頃、息子のマイブームがボールを使った遊びになった。家の中でも外でもやりたがる。が、いざ一緒にやろうと思っても場所のないことに気づく。ボール遊び禁止の公園だらけなのだ。公園に行ってもボールで遊べないことを息子に伝えると「ママは何でもダメダメしか言わない」と言われる始末。一体どこで遊べというのか私も教えてほしいくらいだ。ボールで遊びたければおけいこでもさせないとやれない様な状況だ。大人が子どもに対しての予防線を張りすぎておかしな状況になってはいないだろうか。自分が子どもだった頃、ちょっとスリルな遊具が人気だったりしなかっただろうか。子どもは特に成功するかどうかのギリギリのラインで遊ぶのが楽しかったりするものだ。擦り傷の数が頑張った勲章だったりしたのは遠い昔になってしまったことを悲しく思う。「安全のために」は理解できるが、大人が先回りすればするほど遊ぶ場が消えていくことを知ってほしいと思ってしまった。子どもの頃の失敗体験を懐かしく話すこともなくなってしまうのか。なんだか悲しい。と思うのは自分だけですか?遊びを通しての学びもある。その遊びこそが大人になってからの発想に結び付く気がする。それを奪ってしまっては、意思のない大人ばかりになってしまわないか。大切な子どものために考えてやることではないか。
緑川 艶子
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR