社会
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訪日外国人旅行消費額/1〜3月は1兆1343億円、旅行支出1位豪州は25万円中国、韓国などで旅行消費額が前年同期に比べ増加し、全体を押し上げた。訪日外国人1人当たり旅行支出は14万8891円で、前年同期(14万8070円)に比べ0.6%の増加。国籍・地域別にみると、オーストラリア(25万1000円)、ベトナム(22万7000円)、中国(22万6000円)の順で高い。国籍・地域別に訪日外国人旅行消費額をみると、中国が4391億円(構成比38.7%)と最も大きい。次いで、台湾1495億円(同13.2%)、韓国1476億円(同13.0%)、香港819億円(同7.2%)、米国547億円(同4.8%)の順となっており、これら上位5か国・地域で全体の76.9%を占めている。費目別に訪日外国人旅行消費額の構成比をみると、買物代が34.9%と最も多く、次いで宿泊費(27.9%)、飲食費(20.5%)の順で多い。前年同期に比べ、宿泊費の構成比が1.6%ポイント拡大し、買物代が3.8%ポイント減少した。訪日外国人1人当たり旅行支出を費目別にみると、買物代が5万2000円と最も高く、次いで宿泊費(4万2000円)、飲食費(3万1000円)の順で高い。宿泊費は欧米豪で高い傾向がみられ、特にオーストラリア(9万8000円)が高い。娯楽などサービス費もオーストラリア(2万6000円)が最も高く、買物代は中国(11万1000円)が最も高い。(引用終わり)
現在政府は2020年訪日外国人観光客数目標4000万人(2017年実績2869万人)を掲げている。相対的に治安が安定している日本は、海外旅行の候補地として無難な国といえよう。その位の動機で日本を訪れた人々に、また是非来たいと思ってもらうには何が必要だろう。リピーターは回数を重ねる毎に、定番の観光地巡りなどから、より日本の生活文化に触れる旅を望むようである。実際統計数字から訪日回数の多い旅行者ほど日本の酒や、温泉入浴を楽しむ傾向が高い。そうなると今後新たな人気スポットが登場してくる可能性も大いにありそうだ。埼玉にも秩父や川越をはじめポテンシャルの高い場所は数多い。
今後より一層多くの外国人観光客を迎えるにあたり、さりげなくおおらかな態度を心掛けたい。自身が海外旅行した時に相手がこうであってくれたらなと望むように。国のイメージとはそう大仰なものではなく、ささいなふれあいの積み重ねで変わっていくものだろう。そうして裾野を広げ、日本ファンがひとりでも多く世界中に増えていくことは素晴らしいことと思う。
4月18日に観光庁が発表した2018年1〜3月の訪日外国人旅行消費額(速報)資料より内容を一部引用。
小松 隆
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