トップページ ≫ 社会 ≫ 最大市長与党自民党市議団の失速 川越市議会
社会
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人口36万人の中核都市川越市。またまた市議会が荒れている。市長与党の自民党市議団、副議長経験者の関口勇議員に対しての問責決議が賛成多数で可決された。
ことの発端は関口議員が市議会の推薦をうけて選出されている農業委員会総会を欠席して市議会総務財政常任委員会の視察旅行に行ったということが市議会で問題になった。市議会運営委員会では関口氏に農業委員としての自覚や責任を問いただしたところ関口氏はあろうことか「毎回同じ議題があがっている」という発言をしてさらに紛糾。
この決議採決にあたり自民党市議団の江田肇代表は「農業委員が二名いたのに一名は勝手に辞め、副議長になってしまった。関口議員を一人にしてしまった。これはイジメ」と反対討論。この内容もいただけない。論点が違う。
記憶をひもとくとこの江田肇議員、今回の関口勇議員は昨年の総選挙の際、「現職の自民党神山佐市衆議院議員に対抗して中野英幸県議を衆議院に出馬させたい」とした記者会見をした二人である。結局中野県議は不出馬となったが記者会見までした自民党市議団の総括はどうなっているのか?
農業委員会の選出についても関口氏は市議会で3名の議員が手を挙げ選挙の結果そのポストを得たというではないか。やっとの思いで得た農業委員のポスト。しかし、四月に就任したばかりなのに農業委員会軽視。あまりにもレベルが低すぎはしないか?
川越市民で関口氏を知る人は「関口先生、長崎出身で地元でもなく選挙もなかなか当選できなくて苦労人。航空自衛隊出身で通訳経験もあるかな。日本会議で勉強しているのが自慢だったけど、市議会の重鎮で範を示すべき立場なのに」と残念そうに語った。
河越 太郎
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