なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
お盆だ。盆暮れと言えばお中元、お歳暮と日頃お世話になった方にご挨拶がわりに贈り物をする。もっとも丁寧なのは持参し先方に差し上げる。続いて書状を送り、デパートなどから発送する。しかし、ほとんどの人がデパートからの配送のみであろう。いただいたあとにお礼状をしたためる人、100%か?「ごめんなさい、筆無精で」とあやまり電話でのお礼で済ませる人も多いかもしれない。もしかすると、いただいてそのままの方もいる?のではないか?
つづいて、立秋を過ぎた今、暑中見舞いから残暑見舞いのハガキとなるが、メール、ライン、Facebookが主流の今、このハガキのやりとりは少なくなった。ただし思うのだが、ハガキを受け取ってメールですらも返事のない人もいる。それはその人の感性であるので、構わないが、マナー講師を名乗り、ネット上で所作の美しさとか語っていると「げんなり」するのだ。
友人たちの子女が結婚する年齢となった。友人の赤ちゃんが誕生したあの頃を思い出し、気持ちのものをセレクトし贈る。しっかりママは「子どものためにありがとう」と返礼をしてくる。私の祖母は片祝を軽蔑していた。ある人に心をこめて婚礼祝をしてもその後、知らんぷりをされて、のちのちまでその夫婦が不和になったとき「片祝だったからね」と言い続けた。今回、知人の子女に結婚祝いを送ったらその親から「子どもがお返しはできないけど、と言っていました」とシレっと言われたことも「げんなり」だった。しっかりママはお嬢様育ちで、今回の知人の件ではまさに「育ちが違う」と感じたものだ。
湿度が高い日々、この「げんなり」は、不快さに拍車をかける。「所作」を整えるというのは心を整えると聞くが、心を豊かに爽快に生きる姿で、人生を美しく過ごしたいと思う残暑の日々だ。
大曾根 惠
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