群馬の太田市長が失言だ。またまた政治家による妄言、放言。

先日の群馬防災ヘリ墜落事故について、防災訓練の際の挨拶でふれたことによる。「自爆」「お粗末」という発言について。

災害救助のエキスパートとして大活躍をしていた精鋭部隊の不慮の事故。遺族、関係者は無念であろうし、その傷跡に塩を塗られた思いだろう。

「言葉に責任を持つ」これは政治家の基本。

 この発言によって相手が、聴衆がどう思うか？その繊細な気配りができないというのも政治家の資質が欠落しているにほかならない。

 段取り八分。60分の講演をするために半日準備する。3分から5分のスピーチをするためには1時間を要すると聞く。

何事においても「段取り」こそ、すべて。自治会の会議でも、会社の週間日程、事業の長期戦略計画、すべて基本は同じ。

議員の資質、議員の姿勢。それをチェックする有権者のチャンスでもある統一地方選が近づいている。

都内や県南部のいくつかの市を対象に民間で、議員がホームページをもっているかどうかの調査をしている。

「ホームページやってもだれも見ない」「ビラは自分で印刷して近所のポスト入れれば票は入るものだ」と、うそぶく政治家は存在する。

有権者に発信できなくて、どうまちづくりができるのか。

お粗末な政治家を選んではいけない。

大曾根惠