社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
何かの雑誌で「人持ち」という言葉を見た。ネット検索をかけると「人持ち」関連のワードがたくさん出てくる。
人生100年時代。新聞には老老介護、老後破産、孤独死、など暗いワードが躍る。老化というのは知らず知らずに人に忍び寄ってくる。これができない、あれもできない。「できない」「できない」が積み重なって人は老いる。
県内自治体では「健康長寿プロジェクト」が大きく進んでいる。埼玉県がリードし各自治体それぞれが工夫を凝らしたプロジェクトを実行。たとえばふじみ野市は埼玉県のモデル地区として「貯筋して心もカラダも元気・健康」、マチのゆるキャラ・ふじみん元気健康ポイント事業をすすめている。
川越市は独自の健康体操「いもっこ体操」普及を展開している。元気で長生きをめざして「いもっこ体操」に励む人には笑顔がある。人とのつながりがある。まさに「人持ち」の集まりだ。
8050問題。80代の親が単身の50代の子供たちと住む。8050問題が9060問題になるのは時間の問題だ。「人持ち」ネットワークがこの8050問題の解決のカギになるかもしれない。
埼玉県は日本一早いスピードで超高齢化が進む県でもある。それぞれの知恵で乗り切っていきたいものだ。
大曾根惠
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