経済団体が優秀な若者をキープするために一日も早く就職を決定すべきだという動きを開始しはじめた。そのことは後日述べるとして日本の企業を支えているのは９０％以上が中小企業だということを忘れてはならない。この中小企業分野に独創力をもった優秀なる若者が進出していけば日本の未来は明るくなる筈だ。待遇その他解決すべき問題は多々あるが、日本の活力は若者のエネルギーにかかっている。だからこそ、このエネルギーの場を中小企業に賭けてくれれば「地方再生」も絵空事ではなく現実味を帯びてくる。県内企業の社長に相変わらず日本大学卒業生が占めていることは嬉しいことだ。さいたま市役所という言ってみれば中小企業的な場でも市長・副市長とも日大卒だ。若者よ、この現実も愉快ではないか。