社会
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自民党国会議員の有志が11月20日に「落語を楽しみ、学ぶ国会議員の会(略称・落語議連)」をつくったというニュースは実に皮肉な話だ。笑えるとはこのことだ。今の国会を見ていると落語そのものだからだ。国家の大局よりもあげ足取りが好きな野党。そしてそれ以上に答える大臣という人達のおかしさはまさに落語以下でおもしろい。桜田さんなんてまさに善人でおろかしい。大汗をかいてハンカチで顔を拭うと、横の方では安倍さんが青い顔して冷汗をかいている。片山さんは迫られて氷のようになって凍てついている。しかしこの光景にオチはない。真の笑いがないからだ。はじめからオチているからだ。笑いは笑いでも失笑という悲しい笑いだし、そろそろおあとがよろしいようでもない。まさに落語以下なのだ。皮肉る言い方をすれば厳しいが、人後に落ちる落伍劇といわれても仕方あるまい。
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