トップページ ≫ 社会 ≫ 謝罪の作法とセクハラ認定・新井元市議のみそぎ出馬の不明
社会
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川越元市議セクハラ問題。その場に同席していた二名だけが今回謝罪をした。その謝罪をうけて女性職員側は、「名乗りでたのは反省のあらわれ」とした。海沼秀幸市議(31歳)は自民党市議団。前回の市議選では初陣ながらも3916票という大量得票で二位だった。元海上自衛官。「未来に向け錨をあげ」がキャッチフレーズ。樋口直喜市議(35歳)は政晴会。前々回の市議選に挑戦するも、1142票で落選。前回2885票を獲得し議席を得た。国会議員の公設秘書を経てまさに雌伏四年の努力が実ったわけだ。「川越のために真面目に」がキャッチフレーズ。
謝罪の作法として大変気になったのが新井元市議から「今回は静観していろ」といわれたことに「強い憤りを感じた。だから行動を起こした」という言い分。謝罪に「言い訳は無用だ」。
「なんか恰好悪いな。」「男が謝罪するとき、人のせいにするっていうのはいかがなものか。」「自分を守るために、元新井市議をまたもちだすというのは?同席して大騒ぎしていた事実は消えない。」「まさかあの騒ぎも元新井市議の指図だから逆らえずに一緒に騒いだというのか?」などなど町なかでは賛否両論ではなく否定論がうずまいている。ハラスメント行為はもっとも恥ずべき行為。いかなる状況であっても公人である身で、やってならない。
そして辞任した新井元市議。後援会を回りはじめたと聞く。「来春出馬」と言葉を添えて。選挙で当選すれば「みそぎ」は済んだ、という構図はあるにしろ、川越に未来はあるのか?
川越市議会。一般質問がスムーズに進んでいる。「やはり新井元市議は市議会のドンだった。」という声もある。今回の一連の騒動を受けて「巻き添えにされた若い市議は新井元市議のいいなりだから」「なんにも感じない」とシレっと話す現職議員が存在することも事実。こちらもあまりに無責任。とても選良とはいえない。伝統ある川越の汚名返上名誉挽回は「市民の手中にある一票」しかない。
南野 凪
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