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問責決議案にみる川越市の品格
2018年12月25日
セクハラ問題に揺れる川越市議会は21日金曜日最終日を迎えた。議会運営委員会に提出されていた「同席市議三名に対する辞職勧告決議案」。(セクハラ認定された酒席には新井喜一氏(議員辞職)樋口直喜議員、海沼秀幸議員、小高浩行議員が同席した。12月議会において、樋口、海沼二氏は会見を開き、謝罪していた。)この決議案についても審議された。結果、「川越市議会のハラスメント根絶に関する決議」は全会一致で可決。さらに「同席していた市議三名に対する問責決議」は賛成多数で可決した。この問責決議については、樋口市議の会派政晴会から川口啓介市議が、小高市議の会派やまぶきから中原秀文市議が反対討論にたった。海沼市議の所属する自民党市議団からは反対討論はなかった。また情報によると問責決議は賛成多数であったものの、女性市議7名のうち1名吉野郁恵市議のみが反対したという。「女性の立場にたったら賛成は当然の行動ではないか」と手厳しく川越の40代の主婦は言う。また70代の自営業の女性は「この問責決議を受けた議員さん、反省するのかしら?おそらく支援者には自分は逆に被害者だなんて言うかもしれないわね。有権者は真実かどうかを見極めないと。」と来春の選挙こそが大切だという。海沼市議については 平成29年6月の「自民不適切発言・反省を求める問責決議」の原因となったことで二度目の問責決議を受けたことになる。また自民党市議団としては、今年の6月にも関口勇議員に対して問責決議が可決されており、三度目となる。国の政治は安倍一強であるとはいえ、自民党に緊張感が欠如してはいないか?政治の主役は「市民」なのである。立派な議員を生み出すことがそのまちの「品格」ではないか
南野 凪
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