トップページ ≫ 社会 ≫ 本来は良識の府 参議院選 スタート
社会
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7月4日(木)参議院選挙がスタートする。選挙運動期間は7月20日(土)までと長い。しかし盛り上がらないのが常だ。
参議院は良識の府といわれ、以前は貴族院とも。解散もなく任期は6年。そのせいかガチャガチャしていない。
埼玉選挙区。自民党にあっては、それなりの人が県議会から転出していった。現在の参議院自民党国会対策委員長関口昌一氏。元職としては佐藤泰三氏、名尾良孝氏、土屋義彦氏。土屋氏にあっては三権の長、参議院議長をつとめ、埼玉県知事となった。3期目に挑戦する古川俊治氏は「公募」で候補となった。
今回は自民古川氏、公明矢倉氏が現職、新人は立民熊谷氏、国民宍戸氏、共産伊藤氏ほか、維新などぞろぞろ出馬。行田邦子氏が知事選出馬で不出馬、そして定数が1増で新人には2議席。それでも関心は低い。
このあと控える埼玉知事選のポスターも掲示されはじめ、何がなんだかわからなくなっていることや、民主党、民進党、希望の党、立憲民主党、国民民主党などなど非自民の離合集散でしっかりした対立軸がないことも、民心が離れることかもしれない。
年金以外の2000万円必要問題、秋田のイージスアショアの居眠り防衛省職員問題。トランプ大統領への過剰接待(ゴルフ・大相撲・高級居酒屋)の顛末はトランプ大統領から日米安保の不公平発言、韓国北朝鮮との友好ぶりなど。安倍政権はきな臭い爆弾を抱えているものの、とにかく野党が力不足なのだ。
それでも投票にはいくべきだ。埼玉から良識の府で活躍する立派な議員を送りだす力は「有権者」にあるのだから。候補者も運動員も取り巻きも含めておごらない、立派な人柄かどうかを見極め、賢い有権者になろう。
大曾根惠
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