トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 権力が人間を駄目にする
コラム …男の珈琲タイム
人間を駄目にするのは何か。私はこの問題を自分自身のテーマとして生きてきた。「権力」。答えはこの二文字だと結論をもっている。あのいい人が変わってしまったという声はもう聞きなれてしまった言葉だ。権力は何もトップだけのものではない。茶坊主ですら上司の権力をかさにきた権力をもってしまっている。恐いのは権力には足音がないということだ。何の音もなく、権力は人の心をむしばんでいく。トップに立てばなおさらだ。権力者には無条件で従うことが権力者を喜ばせる術だから余計権力者は無知になり、無能になる。
国会議員の事務所。県会議員の事務所や会社等々。彼等は有権者に低姿勢にしている。その分だけ秘書達に高姿勢になる。首長は職員の天皇になる。結果、人生の坂道を転げ落ちていった人達が数多くいるのだ。一つの権力を持たなければ仕事はできない。だからこそ、権力をもつ人間は常に自重し、謙虚でなければならないのだが、それができる人は一割はいまい。この権力という媚薬をとかす薬を発明したらそれこそノーベル賞ものだ。無理だ。
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