トップページ ≫ 社会 ≫ 辛い花粉症!薬の保険適用外で更に辛くなるのか
社会
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花粉症になって30年。ある日突然花粉症になった。
初めは風邪と診断され、なかなか改善しないので鼻炎と判断された。私の場合、目のかゆみはほとんどなく、くしゃみが止まらず、鼻水が止まらないという症状が続いた。何をしていても集中することが出来ず、熟睡することもできない。数か月してから花粉症と診断された。その頃はまだ今のように花粉症が病気として扱われず、辛い思いをしたことを覚えている。花粉症はただの鼻詰まりのように見えるため、自分が経験してみないと本当の辛さがわかりづらい。
毎年2月、3月、4月は強めの薬を服用している。服用している間は喉、鼻、目の渇き、そして眠気が襲ってくる。車の運転もしてはいけない。服用しなければ日常生活を普通に送れないため、長年にわたり服用し続けている。もちろん、専門の医者に通い、飲み合わせに注意しながら処方してもらわなければならない。
花粉症患者は増加の一途をたどり、今や国民病とも言える状況にある。それにも関わらず、先日、花粉症の薬を保険適用外にする事案があがっていると報道された。花粉症の人にとったら死活問題。しかし今回の提案が実現すれば600億円の医療費削減の効果があると試算されている。年々加速する高齢者の医療費が増加する一方で、保険料を支払う世代の人口が減少しているから仕方がないのだろう。頭では理解できても、心がついていかない。花粉症の薬を保険適用外にすることで家計負担の増加を懸念する声が多いことは間違いない。
馬淵凛子
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