チュートリアル徳井さんのずさんな税務管理は国民を怒らせた。

修正申告後の延滞金も含めて1億3000円超ともいわれている。

会社組織にすると企業経営にかかわる経費を申告でき、総売り上げのなかから経費と認められるものを除いて、申告していく。申告によって税額も決まる。

徳井さんは会社設立してから常にきちんと申告せず、口座まで税務署に抑えられていたのだから「悪質」としかいいようがない。

会社設立が安易になって久しい。起業、起業とはいっているものの

徳井さんのような社長さんが増えたら日本の経済はおかしくなってしまう。

ずっと税務申告をしないとどうなるのか。法人税（市県民税、所得税）消費税、源泉税、が発生しない。さらに　社会保険税、厚生年金税、個人の市県民税、所得税　これだけでも8つの税を免れているのだ。給与所得者は天引きで税金は納付されていくから、徳井さんのようなケースをもっとも憎む。

近い人間でも「税務申告なんてばからしい」と言っていたエセ起業家に税務署の手がはいった。a氏は3000万円ちかくを納付することになった。b子さんは小さな店を経営していたが、税務署を軽くみており、税務調査の上、口座を凍結させられ、商売の勢いは落ちた。

いずれにしても「丸儲け」というのはありえない。儲けた分、それなりの税金を納めていくことは義務なのだ。

大曾根　惠