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コラム …男の珈琲タイム
やっと天気が落ち着いて、小春日和の日々が続いている。昔、11月や12月の季節を何故、小春の日と言うのだろうと不思議に思っていた時があった。俳句をかじりはじめて、小春はしょうしゅんといって10月や11月の晩秋の穏やかな暖かい日ということを知った。日本語はすばらしいと思った。又、男時をおどき女時をめどきと読むことも知った。世阿弥の造語らしいが深い言葉だと思った。自分にとって男時の時は自分に運がきているから積極的に生きよ。女時の時は控えよということだ。含蓄に富んで愉快だ。それはそれとして、今の時を短日ーみじか日と季語は呼ぶ。これも深い。この短日の間に親しい人が数人、この世にさよならをした。人の世ははかないと思った。だから、禅でいう即今なのだ。今、すなわちこの今だけが確かな実存なのだ。精一杯生きるしかないのだ。一句、作ってみた。
「みじか日や命ばかりが輝いて」 修太
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