トップページ ≫ 社会 ≫ 秋元司代議士逮捕 汚れた赤じゅうたん
社会
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東京地検特捜部に事情聴取をうけていた秋元司元内閣府副大臣が逮捕された。IR参入をめぐって中国企業からの不正資金をうけとっていたこと、収賄容疑、外為法違反だ。
東京地検特捜部が動き、疑獄事件が起き、何人もの政治家が失脚し、その周辺の秘書が秘密をもったまま自死の道を選んだ。
「国会の赤じゅうたん」というと榮譽の象徴のような気がするが、今回の事件で、何人もの血を吸う「赤じゅうたん」と思いをめぐらす。
安倍改造内閣で菅原前文科大臣、河井前法務大臣が辞任し、ここで秋元司元内閣府副大臣の逮捕は政権には大きなダメージとなるはずが、メディアはクリスマス一色、時々日韓中会談ばかり報じている。
野党のお手並み拝見だ。「森友・加計問題」「桜を見る会」では、蟷螂の斧としかおもえない論争の展開。安倍一強に一矢報いるには、今こそ勝負時ではないか?これだけ日中韓がシビアな時期だけに、秋元議員の相手先が中国企業というのも気になるところだ。政治家のスキャンダルで、歳末を締めくくるとは、なんとも残念だ。だからこそ、清新な政治を地方から広げていくべきだ。
令和二年、衆議院解散総選挙の風が吹く。隠す、逃げる、とぼけるという不誠実な態度では、国民は厳しい審判をくだす。来年の干支は子。ネズミ算という言葉のとおり「増やす」動物。赤いじゅうたんをめざす議員は、支援者を増やすために何が求められているか、除夜の鐘とともに熟考してほしいものだ。
大曾根惠
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