トップページ ≫ コラム ≫ 男の珈琲タイム ≫ 学歴という魔薬(まやく)
コラム …男の珈琲タイム
品性の卑しい人間は驚くほどたくさんいる。特に学歴を鼻にかけている輩がそうだ。自分の学歴に酔っぱらっているから、品性も品格にも気づかない。U高OBでK大卒だと天下をとったように飲み屋のカウンターで吠えている姿を特に浦和で見かける。学歴都市、浦和。その通りだ。行政マンをこっぱ役人と呼び、アルバイトの人達を下足番と呼んで得意になっているこの醜態をまざまざと見せつけられると、馬鹿な人間に学歴という魔薬をはりつけることの恐ろしさに震えがきてしまうのは筆者だけか。人生は今、この日、立派な人間であるかで決まる。仏教のいう即今は今しかない。だから、この今に全力をつくせということらしいが、過去はヘビの抜け殻だ。それよりも何回も脱皮して、真の人間になることだ。学習を真剣にやれば必ず本物になる。学習の歴史をつくることだ。学習の歴史、すなわち学歴ではないか。いよいよ梅の季節だ。梅は黙々と寒に耐えて、あの香りを多くの人達に配っているのだ。
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