トップページ ≫ 社会 ≫ 今が辛抱の為所 災い転じて福となす
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
先だって東海道新幹線に乗る機会があった。平日7時半東京発、常日頃なら日帰り出張などの背広族でほぼ満員のドル箱路線だ。ところがあたりを見渡すと乗車率は2〜3割程度。品川、新横浜からの乗客も僅かで状況は変わることなく、次の名古屋で降車した。
大手企業を中心にかなり広範囲に在宅勤務・時差出勤が実施されている。少なくとも3月いっぱいはこの状況は変わらないだろう。また不要不急の出張も原則禁止となっているケースも多いと聞く。こちらが上記の新幹線の状況にダイレクトに繋がっている訳だ。
世の中は喧騒の只中にあり、様々な判断は手探りにならざるを得ず結果実施されている行為が右往左往してしまうのは致し方ない面がある。また国内のみならず海外でも事態は刻々と変化しており判断根拠の材料・変数が数多く存在する状況はしばらく続くだろう。一度下した決断は劇的な改善が見られない限り、継続するしかない。幸い今回この点についての国民的コンセンサスは醸成しているように感じられる。
災い転じて福となす。困難な出来事からも何事かを学べるはずだ。今回学んだ公衆衛生のいろはについては社会の公的教養としたいものだ。
今が辛抱の為所だ。前を見つめる不屈の精神があれば開けぬ未来はないと信じている。
小松 隆
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