社会
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昭恵夫人が花見をしていたという報道。桜を見る会があれだけ世間を騒がし、コロナパニックがない平常時であっても、昭恵夫人と花見はあってはならない。安倍総理が一斉休校・自粛をよびかけている最中に、昭恵夫人が花見とは安倍総理もお気の毒だ。
河野外務大臣が言葉のチカラについて話した。「パンデミックは世界的大流行、クラスターは感染集団、オーバーシュートは爆発的な患者急増、ロックダウンは都市封鎖。」これらを河野外務大臣は「なんでカタカナ語なのか?」と疑問を投げかけている。今回のコロナ災禍は世界的規模だし、お医者様用語を駆使したい気持ちはわかるが、言葉のチカラはイメージを与えるもので、あまりにもカタカナ語が先行すると妙に緊迫感やパニックを煽るのではないか。ちなみに河野外務大臣の英語力は定評があり、なおのこと説得力がある。
昨日黒岩神奈川県知事はコロナと戦う医療従事者に「コロナファイター」と名付け、医療従事者の子供たちがいじめに合っていることも含め、応援しようというメッセージを送った。黒岩神奈川県知事、小池東京都知事ともにキャスター出身であるのでそのプレゼン力はあって当然だが、小池知事のここ数日の説明はイメージ操作の感。黒岩知事と比べてやはり選挙が近いこともあって、うがった見方をせざるを得ない。4年前自民党東京都連をブラックボックスと評し、非自民の立場で都知事の座を得たが、今では自民党安倍総理はじめ、二階幹事長にすりより、コロナ災禍ですら自己の選挙を優位にしようという心根が透けてみえる。
夜間、都内で、放歌、縄跳び、大騒ぎする若い世代。「自粛は中止ではない。自己責任で動いている」という言葉を発していた。新型コロナウイルスは「伝染らない、伝染さない」この二つが肝要なのだ。若い世代はエネルギーを持て余しているかもしれないがそのベクトルをまっとうな方向にもっていくことはできないのか。
北海道の鈴木知事、大阪府の吉村知事の思い切った決断と清新なイメージに続きたい東国原氏の言葉のチカラにも注目だ。コロナ災禍によって顕在化するものが見えてくる。
大曾根惠
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