社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
新型コロナウイルスの影響で、多くの世界的なスポーツイベントが延期や中止が報じられている。そのひとつテニス四大大会である全仏オープンも中止となった。テニス四大大会の優勝賞金は約2億円から4億円。スポンサー契約を含めると数十億円と言われている。しかしそんな大金を稼いでいるのはほんの一握り。ほとんどのプレーヤーは数万円の賞金を手に、世界を転戦する。だがコロナウイルスの影響で大会が中止となり、わずかな賞金も稼ぐことが出来ず、現役を続けられない選手が続出。これに立ち上がったのが、テニス界のビック3と呼ばれ、長年四大大会を独占してきたジョコビッチ、フェデラー、ナダルだ。ランキング上位に資金提供を求め、200位以下の選手に分配する案を検討している。ジョコビッチはその他にも人口呼吸器を購入するための1億円も寄付している。一筋の光を見たような気がする。それに比べ、日本の政治家は歳費をたった2割カットしたことで、自分の役割を果たしたような顔をしている。10万円の給付もコロナウイルスの影響で仕事を失ったり、給料が減ってしまった人達のために考えた策なのに、どうして政治家や公務員がもらえるのか、不思議でならない。高須クリニック院長が提案した参議院議員を廃止して、無給の貴族議員を復活させてほしいという考えも悪くない。コロナウイルスという目に見えない敵と戦うには、ありえない発想も必要なのではないだろうか。
馬淵凛子
バックナンバー
新着ニュース
- 島耕作、50年目の慶事が台無しに(2024年11月24日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR