社会
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行く秋を惜しむかのような太陽の光が、リンゴ畑に音もなく降り注いでいる。たわわに実ったリンゴたちは、おだやかな輝きを帯びている。
リンゴは飛び抜けて栄養価が高い。それこそ医者要らずの体づくりに適しており、コロナ対策にももってこいの果物だ。多忙な医者にも是非食べて欲しいものである。
日本で一番多く生産され、世界的にも有名なリンゴは「ふじ」だ。香り、甘み、そしてシャキシャキした歯ごたえの良さも人気が高い。「ふじ」が市場に顔を見せ始めるのは、関東だと11月初旬頃だ。
近年では地球温暖化にともない、旬にもずれが出てきているようだ。消費者にとっては、旬がずれることで、一度に何種類ものリンゴが楽しめて、お得なのかもしれない。だが生産者は、収穫時期が重なれば、何種類ものリンゴを、ほぼ同時期に扱うこととなる。当然、その分だけ負担も増える。それでも気概あふれる生産者は、消費者においしいリンゴの提供をするための、たゆまぬ努力を惜しまない。その心意気には深く感謝するばかりである。
世界のリンゴ「ふじ」は、今年も間もなく磐石の体制で出荷される。時の流れを甘みに変えられる頼もしいリンゴたち。リンゴがよく行き渡る世界の先には、人々の良好な健康状態が約束されていると言っても過言ではないだろう。
葉桜こい
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