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コラム …埼玉の余話
菅総理大臣が叩かれている。「俺は叩き上げだから叩かれても平気だ」と菅さんはうそぶいた。しかし、この叩き上げはただの叩き上げではない。秋田から上京して法政大学を卒業し、横浜市議を経て、国会議員になった。麻生さんや安倍さんのようなエリートではないだけだ。それはさておき、今、法政大学が熱い。法政出身の国会議員、そして前埼玉県知事、埼玉出身の北海道知事、県会議員、さらに戸田市長を5期務めた弁護士の神保氏、等々。いまや堂々と「俺は法政だ」と胸を張っている。昔、法政だというとすぐ左にみられた。何しろ学長だった大内兵衛氏はマルクス主義の神的存在だったからだ。先日、いつのまにか立憲から去ってしまった県会議員の浅野目氏も法政だ。「俺はどこか落ちて法政と言うわけではない」が口癖だった。法政にしてみりゃ迷惑な話だ。創立ははるかに1880年(明治13年)、東京法学社といった。法律の草分けだった。こういう伝統ある私立大学がより多くの政治家や学者、実業家の輩出されてくることは喜ばしいことだ。
鹿島修太
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