社会
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戸田市議選では、ベンツの選挙カー、特攻服、入れ墨が見え隠れする少年院帰りの候補者が勝ち上がった。その名も「スーパークレージー君」。SNSの発信は相当数だったようだ。候補者の多様性を戸田市民は受け入れたのだろう。
公職選挙法ではスピーカー使用は一つに定められている。しかし、本人がトランジスタメガホンを持ち徒歩遊説をしている最中に、選挙カーを回すというスピーカー二つ使いの不法行為の候補者も勝ち上がった。
街頭演説の時に使用する標旗。通常その旗を確認した場合、通行する選挙カーからの音声はとめる。選挙妨害になるからだ。しかし、川越市長選では法律家である敗戦した候補は、逆に声を張り上げるといった行為をしていたとのこと。また戸田市議選では、標旗の裏側に大きく名前を刷り込む候補もいた。候補者の名前は公営掲示板のポスター、選挙事務所の看板、選挙カー、本人タスキのみ。名前がはいった幟使用も禁止。しかし、その標旗の裏側に名前を刷り込むことは禁止行為になっていないという。車上運動員の法定費用の15000円上限。政治家の年賀・暑中などのハガキ郵送禁止。見直しが必要なこともある。そもそも公職選挙法は、よくやり勝ちといわれている。
勝ちに不思議あり、負けに不思議なしの選挙。しかし、正直に戦う候補者が苦杯をなめることもある。令和の時代、公職選挙法も見直す時期であろう。時代は新しい生活様式になり、ニューノーマルなのだから。
伊勢谷珠子
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