なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
2月2日の節分はなんと124年ぶりだったそうだ。子供も成長し、豆まきもどうかと思う年頃となったこともあり、我が家は普通の日となるはずであった。が、コロナ禍の何ともいえない気持ちを吹き飛ばしたくなり、節分っぽいことをして過ごした。まずは鬼除け汁なるものを作った。鬼除け汁とは簡単に言うと、大豆の水煮を入れた豚汁だ。これなら年の数だけ豆を食べるという苦行もしなくて済む。そして恵方巻。お店で並んでいる恵方巻は、七福にちなんで具を七種類も入れた豪華なものであるが、そもそもそんなにたくさんの具が入った太巻一本を一人で食べきるなんてとても無理なので、酢飯に家族それぞれ好きな具をはさんだオリジナルの巻物を作り南南東を向いて食べた。七福とまではいかないが、二福くらいは運を引き寄せることができたと思いたい。とにかく一本丸かじりし、頂いたご縁を切らないように、そして鬼除けついでにコロナも吹き飛んでくれと願った。かなり自己流だが、久々に季節を感じる行事ができ、満足できた。来年は、鬼は外、コロナも外、福は内といわなくていい年であってほしい。
緑川艶子
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