なでしこ便
女性ならでは眼コミ、口コミ、スパイシー語録
自分は大丈夫なんて思っていたら、そうでもなかった。近所でおきた大火事に大慌て。現金と宝石箱を袋に詰めて、サンダル姿でマンションの階段を駆け下りた。途中で息が切れて酸欠状態に。火元は近所のビルで、消防車が12台出動。火は2時間半後に鎮火したが、匂いは朝になっても残っていた。出火元を含め、3軒のビルが燃える大火事。だが私が逃げる必要など全くなかった。人間はいざという時に本性が出る。何歳になっても慌て者であることは変わらない。もらい火をした宝石店は、昨年の11月にオープンしたばかりだった。火事は自分の生活だけではなく、人の生活も奪ってしまう。本当に恐ろしい。改めて火の用心と自分の心に誓った。
中山薫
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