社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
3月と4月はフィギュアスケートに励まされた2ヶ月だった。
まずは3月。世界フィギュア選手権は、東日本大震災から10年という節目の年と重なっていた。宮城県出身の羽生結弦選手は自身8回目の出場であったが、やはり期待通りの大活躍。今のこの難しい時代に「気持ちを届ける」という大事な役目を果たしきった。男子ショートプログラムでの『Let Me Entertain You』は豪快に、フリーの『天と地と』は厳かに決まり、まさか無観客だったとは思えないほどの盛り上がりだった。羽生選手の演技はいつもながら大変素晴らしく、それこそ想像を絶する精進の日々に対しても賛辞を惜しまざるを得ない。
次は今月4月。大阪で開催されたばかりのフィギュアスケート世界国別対抗戦。男子ショートプログラムでの羽生選手は再び『Let Me Entertain You』を、厚みのある躍動感で熱演。さらにフリーでも『天と地と』で上杉謙信を繊細に好演。この日は久しぶりに有観客であった。
今までの活躍に加え、今回の2つの大会から実感したのは、羽生選手が熱いメッセージを継続的に人々へと届けられる、氷上のリーダーであるということだ。気になる来季の目標は4回転半。さらなる飛躍が期待される。
羽生選手はきっと、そのリーダーシップで天と地とをつなぎ、混迷の世を治めるきっかけをつくってくれることだろう。
葉桜こい
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR