トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 坂戸市長の男のあげかた
コラム …埼玉の余話
地方自治は民主主義の学校と言われる。そのまちがどのように治められているか。民主的か非民主的か。そしてこの「まち」同士のコンクールが実ってこそ、国全体も民主的に治められていくというのが、民主国家のシステムだ。一つの街に善政がしかれていれば、他の町村も負けじと競い合うことこそ、住民は幸せ感を味わえる。坂戸市は県西部の10万そこそこのまち。この市長が今、注目されている。ちょっと変わっているという評判だったが、実に市民に受けている。台風で大水がでれば、先頭に立って泥だらけになりながら、一軒ずつ回って声をかけまくる。コロナではオリンピックどころではないと、オリンピック反対とのろしをあげた。勇気のいることだ。しかしこの姿勢こそ、地域自治の手本だ。さらにワクチン接種もどこよりも早く、中学生に至るまで実行した。頼もしい首長と今やこの人の評判は菅さんとは真逆の人だ。頑張ってほしい。地方自治、地方政治こそ、政治にとって一番大事なのだから。
鹿島修太
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