一日一善！は昔のＣＭでおなじみだが、先日久しぶりに会った友人と４月から高校生になったその息子さんは、4月を１日１チャレンジ月間と定めたという。定めただなんて大げさと思ってしまうが、彼らにとっては大きなことなのだ。その息子さんは中学時代不登校気味だった。高校生になり気持ちを新たにしているとともに、緊張でいっぱいなのだ。そこでその母は楽しむ感覚で一緒に進もうとその計画を始めたそうだ。

　具体的には本当に小さなチャレンジでＯＫ。苦手な食べ物を食べてみるとか、いつもと反対の左足から靴下を履いてみるとか、母の方は新しいメニューを料理してみるなど様々。夕食の時に話し笑いあえるくらいのプレッシャーにならない程度だ。母が時々うっかり忘れてその場で何かやって見せたりとそんな調子で続けているそうだ。

日々のチャレンジがプレッシャーではなく楽しみに変わるころ、彼にとって学校に行くこと自体が日常になっていることだろう。

　５月は新しいことを1つ知って、それを食事の時に家族に伝えるという月間にしようと話していた。そうやって大人も子供も日々自分で楽しみを探せるようになったら占めたものだ。私も真似をしてやってみようと思う。

毎日を刺激的にワクワク過ごしていれば落ち込む時間が減ると思う。皆さんも５月病防止に是非試してみてはいかがだろう？

名月かりん