トップページ ≫ 社会 ≫ はびこる統一教会 政治家は猛省を
社会
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安倍元総理の暗殺の要因となった旧統一教会。統一教会といえば「合同結婚式」「洗脳」「霊感商法」として世間を騒がせたことを忘れてはいないだろう。アイドル桜田淳子さんが合同結婚式に参加したときは本当に驚いた。桜田さんは今も幸せのようで、それはそれでかまわない。新体操の山﨑浩子選手、タレントの飯干景子さんなどは、親姉妹の強靭な説得によって洗脳が解かれ、脱会の運びとなった。
その後、鳴りをひそめていたのだが、宗教なるものしぶといのだ。名前を世界基督教統一神霊協会から世界平和統一家庭連合とかえ、信者からの破格のお布施、信者への献金要請という手法は変わらずに活動を続けていた。今、関わりあいのある政治家は猛省すべし!と声を大にしていいたいのだが・・・。
「国際勝共連合」という団体を耳にしたことがあるだろうか。この団体は反共産主義を掲げ、中選挙区の時代から政治家の選挙活動を支えてきた。通称「勝共連」。私設秘書の派遣、ポスター貼り、政治活動、選挙活動を徹底的にサポートしてきた。この「国際勝共連合」は旧統一教会の故文鮮明教祖が設立した反共産主義を掲げる右翼系政治組織。
小選挙区制となった日本では、政党の離合集散が続いた。主義は保守のスタンスであっても、非自民に。自民党籍があっても公募に通らずやむをえず非自民に。という議員は数知れない。すると旧統一教会からの支援をうけている議員は相当数にのぼるはずだ。
選挙というものは無駄が多いもので、人海戦術にたよるところがある。まさにネコの手も借りたい。「お手伝いしますよ~」という甘言にのってしまうのは仕方ない。それでもここまで問題が明るみになった以上、政治家たるもの、潔く、説明責任を果たすべきだ。
伊勢谷珠子
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