岸田総理が10日、内閣改造・党役員人事を行う。

安倍元総理襲撃によって明るみにでた旧統一教会と政界の癒着。

そもそも国民の安全を守る最前線の国家公安委員長の二之湯智氏については、大きな疑問を感じていた。安倍元総理が日中、しかも選挙遊説中に襲撃され、お亡くなりになったという事案について、その最高責任者として責任をとらないこと。そして、旧統一教会関連の実行委員長（名義貸し）ということにも責任をとらない。あろうことか二之湯氏は「旧統一教会がそういう団体であったとは知らなかった」とまでいいのけたのだ。

おそらく、40歳代以上の国民は旧統一教会の霊感商法や洗脳、家族を崩壊させるカルト集団ということを知っているはずだ。この危機管理能力のない人が国家公安委員長とは！国家公安委員会とは警察庁を管理する内閣府の外局であり、このような二之湯氏のもとでは、警察庁も警視庁はじめ、各道府県県警も機能不全になってしまうだろう。

この夏の内閣改造では、旧統一教会との関わりあいを勘案することは間違いないだろう。それとともに、国会議員の品性・人柄もあわせて、岸田総理の審美眼と自民党の情報収集能力を駆使して、本当に立派な人を入閣・党役員に推挙してほしい。

伊勢谷珠子