トップページ ≫ 社会 ≫ 投票に行ってこそ あるべき社会像の模索
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
長い年月に渡り、旧統一教会については様々な社会との軋轢を起こしてきた。また大なり小なり多くの方々がその存在をリアルに意識せざるを得ない経験をお持ちなのではないだろうか。
旧聞に属するが、学生時代の近しい友人が就職後入信したと聞かされた。その後勧誘を受け、喧嘩別れをして十数年音信不通の状態が続いた。随分と経ち、共通の知人を介して再開する機会があったが、彼は心情などについて語る事はなく、とりとめのない話のみで会はお開きとなった。長く同席すら拒絶していた彼が会に顔を出した事から、時の流れを経て部分的にでも心境の変化があったのかと推察はしたが、また以前の関係に戻る事はないと実感する機会でもあった。
信教の自由は憲法20条1項で保障されている。この国家は個人の内面には触れてはならないとの理念は非常に重要だ。一面、一部宗教についてはそれを逆手に取り、個人、家族の人生をも変えてしまうほどの苛烈な信仰、端的に言えば物心両面での貢物を要求してきたのもまた事実である。
この2ヶ月間、政権党を中心とした関係性が白日の下に晒され、改めて多くの国民の知る所となった。選挙に初挑戦、喉から手が出るほど読める票の欲しい新参の候補者に取って、当初の段階でこうした団体のとの接触を断つのは難しいだろう。また近視眼的な見返りを求めないその協力方法は他方時間をかけていつの間にか抜き差しならぬ関係となっていく事は想像に難くない。
この問いに対する今すぐ出来る有力な対抗方法がひとつある。国政、地方を問わず投票をする事。特定組織の影響を減じる事が出来、かつその行動が政治の土俵自体を変えていくきっかけにもなるだろう。
災い転じて福となす、足元を見て、まず出来る事から始めよう。
小松隆
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