トップページ ≫ 社会 ≫ 素エネルギー活用 今始めるべき未来への取組
社会
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水素、宇宙で最も多く存在し、地球上にも大量に存在する。無色・無臭・無毒、酸素と反応して容易に「燃焼」「発電」排出されるのは「水」なのでクリーン。我々の身近な製品としては洗剤や化粧品、燃料電池などがあげられる。
その水素の製造工程としてグリーン水素が良く取り上げられているが、他にもグレー水素やブルー水素が存在する。
*グリーン水素/再生可能エネルギー(再エネ)などを使って、製造工程においてもCO2を排出せずにつくられた水素。
*ブルー水素/水素の製造工程で排出されたCO2について、回収して貯留したり利用したりする「CCS」「CCUS」技術と組み合わせることで、排出量を削減する手法が研究されている。このような手法で製造工程のCO2排出をおさえた水素。
※CCS/二酸化炭素回収貯留技術
※CCUS/二酸化炭素回収貯留使用技術
*グレー水素/水素は水だけでなく、廃プラやメタノール・エタノール、化石燃料などからも調達が可能だがその中の化石燃料からつくられ、CO2を排出するもの。
尚、グレー水素やブルー水素といった化石燃料をベースとした水素をつくる場合には、化石燃料を燃焼させてガスにし、そのガスの中から水素をとりだす「改質」と呼ばれる製造方法と、水を電気分解して水素をつくる製造方法がある。ここで再エネ由来の電力を利用すれば、グリーン水素の製造が可能となる。
先日、某コーヒーメーカーが熱源に、このグリーン水素を活用する焙煎所を2024年に竣工との記事を目にした。天然ガスを使用する事が大半のコーヒー焙煎の熱源を水素に切り替える事は、製品化にあたり微細な温度プロファイリングが必須となる焙煎工程上、クリアすべき課題もあるという。
カーボンニュートラルの実現に向けた各産業界での具体的な取組、同時にこうした取組に対する消費サイドからの支援もまた期待されている。
小松隆
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