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コラム …男の珈琲タイム
毎日があきれた日々の連続の今日。この頃、おかしな話が目に留まった。耳を疑った。確か神奈川県だったか、県議会の議員を先生とよぶのをやめようと。全員で決めたそうだ。随分、見識の高めの議会だ。そもそも「先生」とは学識がある人への敬称だから、先生とよぶにふさわしい人が皆無の議会なのだろう。国会もそうだ。真に先生とよぶにふさわしい人は滅多にいない。でも先生とよばれて、錯覚に陥っている方々が顔を揃えているのだから笑止だ。筆者も周りにも先生にふさわしい人は、ほとんどいない。しかし、議会の議員を先生とよぶのはやめようという禁止令はどうにもおかしな話だ。呼称は自由だ。尊敬できる議員には先生と呼ぶがいい。呼称の禁止令は愉快だ。昔、トルコ風呂と呼んでいた風俗店もみんなソープランドになった。まさか、そんなことを真似したのでなかろうに。真の先生が出てきてほしいものだ。
鹿島修太
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