ジブリパークがオープンした。愛地球博跡地に自然を極力壊さないサステナブルな開発を心がけたという。宮崎駿さんをはじめスタジオジブリならではのポリシーを感じる。３年間で３回に分けてオープンするというのもワクワクが持続するというものだ。

先行内覧会が行われ、海外メディアも大きく取り上げた。円安もあり、きっと海外からこぞって押しかけるだろう。

 　日本の教育がこのような宝を生み出すにはどうしたらよいか、深く考えるべきだろう。世界が認める日本の文化と言っていい。どの国をみても文化等への手あつい財源支給は欠かせない。日本も海外へ使う資金の十分の一でも自国の文化、教育、人材育成に投資してほしいものだ。

　世界幸福度ランキング1位の国は4年連続フィンランドで、教育は日本の教育と真逆を行っている。宿題がない。偏差値がない。テストすらないのだ。IQランキングが2位の日本の幸福度ランクは56位。頭が良くても幸福になれないという悲しい結果がある。一番の違いは自ら学ぼうとしているか、そうでないかだ。沢山の教科を強制的に学ばなければならない日本。しかも競争させることで、点数獲得が目的になってしまう。学ぶことの楽しさや素晴らしさを感じにくいシステムだ。いまや、学ぼうとすればネットを使って知識だけは手に入れられる時代。学校の在り方が変化して当然だと思う。子供といえど、自ら選択させ、自力で何かを得るという自発的教育を取り入れるべきだ。受け身では世界から取り残されてしまう。今現在の日本をみれば感じざる負えない。

名月かりん