社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
はるか昔に通っていた幼稚園では、洗練されたクリスマスのオーナメントが今もなお飾られ続けており、道行く人の目を楽しませてくれている。中でもサンタ・クロースを乗せたトナカイが颯爽と引くソリは秀逸である。
クリスマス当日は幼稚園も冬休みに入っており、ソリに乗ることもなかったが、通常は送迎バスに乗って幼稚園に通ったものだった。
今年は残念なことに、幼い子供たちを乗せた送迎バスにまつわる、痛ましい事件が相次いでしまった。
狭山市の園児たちが、クラクションを鳴らし救助を求める訓練を受けたニュースは記憶に新しい。悲しいけれど、バスに閉じ込められたことを想定してのことである。ただし、クラクションを使うのは、あくまでも緊急かつ最終手段だ。
また地域によっては、安全装置付きの送迎バスも開発され始めているという。殺伐とした世の中に胸が痛む。
昔の話ではあるが、送迎バスに乗る時と降りる時に、欠かさずしていたことがあった。それは挨拶だ。運転手さんや補助員さんとの挨拶は、基本中の基本だった。当たり前と言えば当たり前である。
園児同士も、次は誰が乗ってきて誰が降りてゆくのかを認識しあっていた。当然、バスの中は空気の流れがとても良く、置き去りとは程遠かった。
安全を守る上で最も憂うべきものは無関心だ。年の瀬には「メリー・クリスマス」の挨拶を交わし合い、ヒューマンエラーを最小限にしてゆこう。
葉桜こい
バックナンバー
新着ニュース
- 島耕作、50年目の慶事が台無しに(2024年11月24日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR