トップページ ≫ コラム ≫ 埼玉の余話 ≫ 選挙は弱者の特権のとき
コラム …埼玉の余話
あと一カ月で統一地方選。何とも低調で燃えない。もちろん人物がいないのはさておき、何のためにこの人が立候補したのか見えてこないのも事実だ。「主人が亡くなってしまったので、弔い選挙です」と叫ぶ人。負けてからとっくに死んでしまっているのに弔い選挙かと首をひねる。とにかく有権者を引き付けない。独りぼっちの戦が多すぎる。政策然り。この時代どれだけ多くの人が苦しんでいるか。大きな政治の課題ではないか。政治は弱者のためにある。特権に浸っているのは、みな富める者だ。この選挙の年。せめてこの間、弱者は特権の人となるべきだ。
鹿島修太
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