社会
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統一選が終わってどこも議会の構成、正副議長の選出などが行われて、改選後、新体制でのまちづくりがスタートする。
県議選で激戦となった川越市。トップは公明深谷氏、二番は現職山根氏。残り2議席は自民渋谷・須賀両氏という結果となった。日本維新の明ケ戸氏届かず、自民党市議団から飛び出た海沼氏はまったく及ばなかった。
そして選挙終わって会派構成、川越市議会自民党市議団は消滅。生まれたのが「初雁自由政令会」9名と「川越志政会」7名。自民党市議団に川合市長派がプラスされた保守系?とも言えない。
川合市長の選挙の際には対抗の川目氏を、昨年夏の東松山市長選では非自民の高田氏の応援で連日マイクを握った粂真美子氏は、「川越志政会」に名を連ねている。
一方、海沼氏支援だった小高ひろゆき市議は、自民の渋谷・須賀氏を支援したグループ「初雁自由政令会」に名を連ねている。粂氏と小高氏には真意を聞きたい。
時代が変わったというのか、海沼氏は早々に駅頭活動や、新たに議席を獲得した松本きみ市議とともに街頭でマイクを握っている。以前ならば、次なる4年後を見据えて粛々と活動をする議員は存在したが。
今年に噂されている解散総選挙。川越は中野氏(自民)、小宮山氏(立憲)の激戦は必至。この会派構成をみると衆議院選挙のときはバラバラになることも想像できる。自民党党籍をもちながら、地元選出の現職県議を認めないという行動もいつまで続くのか。政治、政党とはそんな甘いものではないだろう。
36名の川越市議会。前述の初雁9名、志政7名、公明7名、共産4名、議長選出の政策フォーラム3名、れいわ1名、維新1名、参政1名、無所属がグループつくらず1名ずつで3名。主義主張との兼ね合いとパワーバランス。正副議長は初の女性コンビ。
統一選の遺恨だけが優先されてしまい、市民の幸せがとりのこされることがないように願うのは市民大多数の意見だろう。
氷川まこと
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