トップページ ≫ 社会 ≫ 息子秘書官更迭は当然 そのタイミングが憎い
社会
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岸田総理の政務秘書官であった岸田翔太郎氏が6月1日付けで辞任する。
公邸での忘年会だけではなく、閣僚ごっこなどの画像が文春に渡ったのだ。その職務に対する責任感やリスクマネージメント力の乏しさが露呈され、辞めるのは当然。1月の総理外遊の際は公用車で観光と買い物をしたという報道もあった。
岸田総理は、広島G’7サミットの成功、株価のバブル期を超える高騰などで自信ある顔つきの日々。内閣支持率も60%に近くなってきた矢先の今回の事案。ある世論調査ではすぐに内閣支持率が5ポイント減少した。
即刻辞任ではなく、6月1日付けにしたことから、6月分の報酬の全額保証と夏季賞与が支給されることも報道されはじめ、岸田総理の脇の甘さは相変わらずだ。それでも、岸田総理は「不適切な行為にけじめをつけるため、任命責任は私にある」ときっぱり。リーダーたるもの毅然とした態度が必須であるということはおわかりのようだ。
せっかくの内閣支持率向上に冷や水をかけてしまった形の翔太郎氏ではあるが、SNSの使い方、怖さをそれなりの立場にある人は、心しなければならない今の世の中。なぜ、親族の集まりの画像がいとも簡単に文春砲に流れたのかそれも興味深い話だ。
大曾根恵
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