トップページ ≫ 社会 ≫ 秩父・種をまくシェフ ~サステナブルレストラン~ Vol.2
社会
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クチーナ・サルヴェ が生まれた理由
坪内 浩シェフ。彼は幼少期強度のアレルギー体質で、殆どの食品を買ったまま口にすることができなかった。食べられる安全なものを吟味し、食べるほかに選択肢はなかった。食が人生に関わってくるのが当たり前の幼少期を送った坪内少年。今の坪内さんのお話を聞くと点が全て線で繋がり、偶然ではなく必然であると感じる。とはいえ、自然の食材を手に入れることは簡単なことではない。豊富な知識や経験が無いと、自然のサイクルに人間が加わることは出来ないのが現実だ。アレルギーの子供が今ほど居なかった昔に戻すことも至難の業。シェフはあまり多くは語らなかったが沢山勉強をしたことだろう。「師匠に1年付き、学びました。」とさらりと話してくれた。
18歳でキッチンカーレストランをオープンし、その後3軒目のレストランが現在のクチーナ・サルヴェだ。キッチンハロー イタリア語でその意味を持つ店名。笑顔で沢山の問いに答えてくれるシェフを見るだけで名前の意味を感じることができる。食に疑問を持つシェフのレストラン。もちろんワインにもこだわりがある。イタリアから取り寄せた保存料の入っていない生ワイン。シェフ自らが選ぶペアリングを頼むと、最初に自然発酵自然発砲ものを注いでくれた。通常発泡酒は開けたら1本飲み干さなくては!と思うのだが、ペアリングの良いところはお料理と食事する人のペースに合わせて数種類のワインを飲めること。何とも贅沢な飲み方だ。お料理をさらに幸せにいただけるペアリングは是非おすすめしたい。多く飲めない人のために半量のコースもあるのがありがたい。
インタビュー記事 シリーズ全4回
次回「本物の多様性とは」
畑の様子などショート動画
名月かりん
- 参考
- cucina salve ホームページ
- https://salvagest.jp/
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