トップページ ≫ 社会 ≫ 秩父・種をまくシェフ ~サステナブルレストラン~ Vol.3
社会
特に埼玉県、さいたま市の政治、経済などはじめ社会全般の出来事を迅速かつ分かりやすく提供。
本物の多様性
坪内 浩シェフ。もともと幼少期アレルギーだけではなく、学習障害、多動があったという。私自身の子も近いものをもっているので多少は理解できる。数学や算数、漢字などを覚える左脳を使う学習が困難なのだそうだ。穏やかに滑らかに語り表情豊かに表現をするシェフを見ているとそのことは信じにくい。ただ、その反面、右脳を使うクリエイティブ的能力。集中力と、物事を大きくとらえ構築する力が多分にあると感じた。情報を瞬時に脳内ホルダーから取り出し構築する。人間カンピューターだ。それは緻密で柔軟な創造物を生み出す。(シェフのインテリアアート・写真参照)今日ある食材からその日のメニューを収穫しながらイメージできてしまうのはその能力からなせる業であろう。シェフのお子さんも個性的らしい。お子様に対する教育方針を聞き、とても感銘を受けた。苦手な教科を無理に伸ばすのではなく、得意なものをより伸ばす教育を心掛けていると言う。学校の先生にもそうして欲しいとお願いしているとのこと。人間も自然農法の野菜のように大きさや形が違って当たり前。その個性を生かし、活き活きと育て、それに寄り添ったタイミングの収穫と調理を施せばたちまち群を抜くお料理に変わる。人間が自然にのびのび育ちそれを大人は見守り寄り添う。これぞ多様性でありナチュラルな生き方そのものであろう。
インタビュー記事 シリーズ全4回
次回最終回「世界中に種をまくシェフの想い」
Vol.1 http://www.qualitysaitama.com/newspost/48428
Vol.2 http://www.qualitysaitama.com/newspost/48442
畑の様子などショート動画
名月かりん
- 参考
- cucina salve ホームページ
- https://salvagest.jp/
バックナンバー
新着ニュース
- エルメスの跡地はグッチ(2024年11月20日)
- 第31回さいたま太鼓エキスパート2024(2024年11月03日)
- 秋刀魚苦いかしょっぱいか(2024年11月08日)
- 突然の閉店に驚きの声 スイートバジル(2024年11月19日)
- すぐに遂落した玉木さんの質(2024年11月14日)
特別企画PR