トップページ ≫ 社会 ≫ 地元相撲部屋にウクライナ出身有望力士出現!
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大相撲名古屋場所は所沢市出身の平幕、北勝富士が準優勝、朝霞市出身の関脇、大栄翔が10日目まで8勝2敗と優勝争いに絡むなど、埼玉県出身力士の健闘が目立った。1993年に創設され、さいたま市内で唯一の相撲部屋である雷部屋(旧・入間川部屋 中央区八王子)からは久し振りに関取となった獅司(しし 26歳)は9勝6敗と勝ち越した。この人は新十両力士としてテレビのインタビューを受けていたが、戦火に見舞われているウクライナ出身ということで注目度も高かった。染めているのかと思えるほどの黒髪にも親しみを覚える。
2020年、先代の入間川親方時代に入門した元アマレス選手だ。身長193cm、体重175kgを生かした押しが得意で、相撲解説者も取り口の安定感を評価していた。幕下での直近2場所はいずれも6勝1敗の好成績だった。
ウクライナはレスリングの強豪国で、2年前の東京五輪では男女とも複数のメダルを獲得した。6月末には女子選手12人とコーチ5人が、愛知県大府市の至学館大学の招きで来日し、合同練習をしたことが報じられた。
入間川部屋だった2004年には、バルト海に面したエストニアからアマチュア相撲の実力者だった北欧司が入門した。しかし、ホームシックで数ヵ月後には引退してしまった。祖国の苦難でホームシックどころではないはずの獅司関、一層の飛躍を期待したい。
山田洋
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