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コラム …男の珈琲タイム
毎年8月15日がくると、複雑な気持ちなる。8月15日は終戦記念日と、当たり前のようにマスコミが伝えるからだ。私は日記帳に8月15日は敗戦の日と書き綴ってきた。史実は、終戦の日は9月2日としている。何故なら8月15日はまだソ連は日本を攻めまくっていた。満州やモンゴルにあって、日本の軍隊も、最後までソ連に応戦していた。そしてソ連は9月2日をもって日本の敗戦を認め、日本もこれに調印をした。私が師事していた外評論家の故加瀬英明先生も、毎年自らの誕生日にこの話をしていた。私も学んできた日本の政治史の中でも、この指摘は正しいとされてきた。日本の大本営もみなわかっていたが、一方的に敗戦とすると、これに反対する勢力が怒り狂うだろうと判断したからこそ、天皇の玉音放送の日をまって終戦の日としたのだろう。
“狂おしく 法師蝉泣きし 敗戦の日よ”
鹿島修太
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