社会
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リモート講習会の講師の秋保さんは美術学校を卒業し、教員免許を取得。美術の先生となった。家族に障害を持つ人がいたことで、障がい者に絵を教えるボランティアを経験。それが大きなきっかけだった。試行錯誤し、協力者も現れ、障がい者就労の事業所を立ち上げた。
障がいを持つ彼らの得意とする作業は、シンプルな工程。そして細かい作業も丁寧にできるというのが特徴だ。福祉事業のものづくりでは、障がい者さんたちの特性を生かした工程で作ることが最も重要である。それを踏まえつつ、魅力的なデザインを提案しなければならない。しかしこれはデザインの基本だと考える。良いデザインは引き算である。そこに福祉というストーリーが加わるエクスクラメーションの商品は、とても魅力あふれ、欲しい!と思わせるものとなるのだ。
名月かりん
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