社会
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安倍派パーティー券キックバックで、裏金ねん出事件はいよいよ国会議員への聴取となった。悪質なのは、2019年に行われた参議院議員選挙直前のパーティーについては、パーティー券の売り上げを派閥に入金することもなく、そのまま自己の資金に(もちろん収支報告をせずに)。ということが報告されている。2019年参議院選といえば埼玉選挙区では安倍派・古川としはる氏。古川氏大丈夫だろうか。
本当にひどい話だ。個人事業主、零細、中小企業、すべて、決算で収支を明らかにして、税理士からは「これは経費で認められない」などと月次チェックもされている国民にとって、まさに怒髪天を衝くそのものだ。
また、派閥としてキックバックを改善しようとしていたが議員からの反発があってできなかった。あるいは、地方議員に国会議員は金を「おしるし」として配らないと成り立たない、などと見苦しい国会議員の姿が露呈されてきた。
年明け2024年は県内での市議選も予定されている。2月に上田きよし前県知事のお膝元である新座市議選もある。この市は自民党県議不在。定数26名のところ、説明会には37名が参加し、全員が立候補すれば11名オーバーとなる。
注目の坂戸市長選・市議選は4月。ここで自民党坂戸支部では市内の党員に現職石川清氏を推薦する旨の文書を配布。新人の友田まさあき氏は市議1期を途中で辞職し、早々と自民党埼玉県連から推薦をうけた。どうなっているのか。自民党埼玉県連とは自民党埼玉県支部連合会であり、各支部の連合体。この分裂感は両者にとって好ましくない状況だ。このほか市内で校長経験のある大川氏、県議市長選と挑戦してきた小川氏が出馬と4つ巴の選挙。市議は自分の選挙が同日選、市長選は別物という雰囲気。
いずれにしても政治不信の払拭は地方から、という想いで各選挙候補者には奮闘を期待する。
氷川まこと
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