一日が終り寝る時だけが幸せ　は寂しい

朝はいい　昼もいい　日暮れもいい　夜は夢の中

曇りもいい　屋外作業支障なし

雨もいい　本を読み返し故人の声を聞く

お天気はただそれだけで嬉しい

野原で花がみな喜んでいる

善いお芝居は何度も繰り返される

登場人物にはイイ者とワル者がいる

イイ者はなりたい見本

この世の役割がワル者やオロカ者の家族は気の毒

それぞれココロの手帖に書き止めます

植物は芽が出るのがいい　やがて花が咲くために

良いドラマは終わりがいいが

導入部の一幕目があり波乱の三幕目がある

籠の中に青い鳥がいないのなら

籠の外に青い鳥を見つけよう

時間は残り少なくなると輝いてくる

夏休みはあと三日、海外旅行なんて勿体ない

日々の散歩道に咲く四季の花の美しさ、不思議さ

名も知らぬ虫がいて図鑑で身許を調べ感嘆する

時折時を忘れて歓談してしまう人がいる

そんなあとだ「何処でもドア」が開くのは

道端の世界は三千世界に繋がっている

山上村人