社会
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新座市議選は定数26名のところ34名が立候補し、大乱戦。国の政治が混沌としており、その行方に注目が集まった。しかし、投票率は36・37%。低い。それでも前回の33・87%よりも微増。
若い・女性が強いとされながらも、81才女性・上田みさえ(現職)氏と77才男性いとう信太郎氏(元職)が当選したことは、興味深い。人生100年時代、あらゆる世代の代弁者は必要なのだ。
また、共産党は議席を減らした。この傾向は昨年の統一選から続いており、共産党のなんでも反対の姿勢に、有権者は辟易なのだ。元衆議院議員・豊田真由子氏の元秘書はあいかわらず最下位の338票。この4年間なにもしていなかったのだろう。N国から自民党入りした小野澤氏、富士見市議落選から出馬した上杉氏、ともに落選。有権者は見ている。
トップ当選は国民民主。日本維新の会、参政党ともに議席を得た。自民党の裏金問題だけではなく、有権者の政治嫌いがまん延してはいるものの、やはり市議会とは市民生活に直結しているので、前回より投票率がアップしたことは救いでもある。
4月は坂戸市長選、坂戸市議選、志木市議選がある。こちらも注視していきたい。
伊勢谷珠子
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