社会
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坂戸市長選・市議選、志木市議選が終わった。
志木では100票以下の候補者がぞろぞろ。下準備もせず、選挙に出ることがあきれる。自民党逆風の中、堂々の当選を果たした鈴木潔議長は、謙虚な戦いと後援会フル活動が評価された。
一方坂戸市。市長選は現職が再選されたものの、批判票が多いことを石川氏がどう受け止めるかだ。石川氏は出陣式も打ち上げ式もやらなかったが、13356票獲得(前回より4000票減)。2位の大川氏8348票、3位友田氏7178票、4位小川氏6923票、この22500票近い批判票があったのだ。
友田氏は自民党推薦。しかし、自民党坂戸支部は石川氏を推薦。友田氏の出陣式には中野法務大臣政務官(川越・富士見・ふじみ野選出)、穂坂外務大臣政務官(朝霞志木新座和光選出)、小谷野自民党県連幹事長をはじめ、地元の小川県議他、他市から応援の県議がずらり並んだ。石川氏はその出陣式に訪れていたことは、「石川さんらしい」「石川さんは非常識」と大きな噂になった。それでも石川氏は再選を決めた。
坂戸市議選。1位2位、立憲民主党で5600票をまとめた。3位は社民党で2000票以上。4位にやっと自民系。特筆すべき自民党支部長小沢氏が17位、続いて、山口泰明氏に仕えた秘書波多野氏が18位、山口晋後援会幹部の吉原氏が4票差で滑り込んだこと。自民党牙城への風当たりは強いということだ。
今年にも行われる衆議院解散総選挙、自民党に打つ手はあるのか。自民党大逆風の縮図を見た気もするし、選挙は正直、頑張った分が票にあらわれるということだ。
氷川まこと
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