旧友とお笑いライブに始めて行った。笑う門には福来ると言うので、兎に角笑うために出向いた。最初から最後まで泣くほど笑ってきた。

　家族にナチュラルキラー細胞（ＮＫ細胞）が活性化だね！と言われ、気になって調べてみた。

　体内では毎日何千個ものがん細胞が発生するがＮＫ細胞が活性化するとそれらを退治してくれる。面白い実験結果がインターネット上にいくつか掲載されていた。癌患者やリュウマチ、インスリン治療を受けていない糖尿病患者、神経疾患の患者さんと、色々な疾患を持つ方たちにお笑いを見せ、ビフォーアフターを計測した。ＮＫ細胞は上昇。大笑いをした人は血糖値も著しく下がったそうだ。一部の患者は鎮痛剤が一週間いらないほどの効果が見えた。病院では注射によりＮＫ細胞を３日かけて活性化させるそうだが、わずかな時間笑うことで活性化できてしまうことが分かった。

　笑うとひとくちに言っても、皆がみな笑えるわけではない。被災された方たちのＮＫ活性は１年経った後も著しく低いそうだ。不安があればどんなに面白いことがあっても人は笑えない。住みやすい環境にすることがまずは先決である。

参考文献：昇　幹夫（のぼり　みきお）日本笑い学会副会長（医師）

https://www.tyojyu.or.jp/net/topics/tokushu/warai-genki/warai-menekikinou.html

名月かりん