社会
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米不足および高騰が続き、緩和のため21万トン備蓄米を放出するという。何だか上から目線で気に入らない。税金で購入した備蓄米だ。放出してあたりまえではないか。そこで備蓄米について調べてみた。
1993年の全国的なコメ不足をきっかけに、備蓄米保有が定められた。備蓄米は市場から切り離すことで需要への影響を無くすことになっている。去年の夏に話題になっていたが、やっと農水省が放出を決めた。有事の時もそうだが、国民の危機にこの判断と実行スピードは遅すぎる。そしてやたらと渋っている理由は何なのだろう?買戻しを条件に利用可能ということだが、買い戻せるなら米不足になっていないのでは?とも考える。最長5年保管し、年数を過ぎたものは飼料用として売却するという。
そもそも世界が認める美味い米を作る日本で、農家に減反政策を強いていたことに疑問しかない。どんどん作り、多すぎるなら輸出すればいい。何処を見てもそうしているではないか。イタリアやフランスがワインをつくりすぎて減らすか?アメリカのアップルコンピューターが、商品が良すぎるので開発をストップするか?減反指示により、畑などにせざるを得なかった農家が、急に減反制度を廃止しても水田をすぐに戻せるものではない。後手後手の政府の判断に疑問しかない。
名月かりん
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