トップページ ≫ 社会 ≫ 自民党 政権奪還への布石着々か?準備進む県議会議員選挙岩槻区には石破茂来たる
社会
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出馬準備をしている候補予定者は超ベテランから無名の新人にいたるまで、まさに今が選挙戦の正念場を迎えている。そんな中27日には 岩槻区では 自民党政務調査会長 元防衛大臣 石破茂氏を迎え 自民党さいたま市岩槻区支部時局講演会が行われた。
聴衆800人を引き付けた 論客 石破茂氏講演
[ナゾの鳥とタイガーマスク]
昨年はナゾの鳥が出没。中国からは「カモ」米からは「チキン(臆病者)」欧州からは「あほうどり」国民からは「サギ」本人は「鳩」しかし、日本にとっては「ガン」なのだ。タイガーマスク伊達直人と管直人。子供にランドセルを贈るのが伊達、借金を背負わせるのが管。必殺技を決めるのが伊達、何も決めさせないのが管。リングでトラになるのが伊達、選挙で猫になるのが管。仮面をかぶるのが伊達、仮免で国を動かすのが管。
[国政でこそ野党だが、地方をみれば最大で最強が自民党]
四月の統一選挙を勝つことなくして総選挙に勝つことはありえない。昨夏の参議院選挙は関口昌一さんがトップで当選。これは県議、市議、町議、をはじめ、地元のみなさんが頑張ってくれたから。自民党は中央でこそ野にあるが、地方議員の数では民主党の3倍から4倍。日本では最大かつ最強なのである。自民党の原点はあくまでも地域にある。
[自民党はローカルマニュフェストを作成]
手作りで選挙公約を作成した。漠然としたものでなく、47都道府県それぞれに、その地域に何が必要なのかを、埼玉のためにどうするのか、地元の要望は何かを公約に反映させた。
[何がいけなかったのか]
とにかくこのままでは国が壊れてしまう。しかし、今ならば間に合う。私(石破)は23年国会議員。その間の総理は15人。大臣もくるくると替わる。国際会議に出席すると日本の交渉力の弱さを感じる。大臣がくるくる替わる国を誰が信じるか?他国では5年、10年同じ大臣がやってきて、会議の主のようだ。みなさんも 知事やさいたま市長がくるくる替わって安心できますか?誰をトップにすれば選挙に勝てるか?などという考えもおかしい。また、いい政策も名前の付け方や説明の仕方を間違うと失敗する。そのいい例が「後期高齢者医療制度」である。
[政治家のあるべき姿]
法律案がかけないでどうする。霞が関の役人に文句が言えなくてどうする。きちんとしゃべれないでどうする。与党から野党になってしまったのだからきちんと反省すべきは反省するものだ。
[民主党政権]
子ども手当。子どものために使ってない親もいる。貯金に回す親がいる。これでは経済波及効果が望めない。しかし、給食費未納は減っていない。高校無償化。いつから高校が義務教育になったのか。高速道路無料化。借金で道路を作り、それを早く現地に着きたい人がお金を払って使用する。どこがおかしいのか?農家戸別補償。売る努力をしない人が得をして、まじめな農家が損をする。
一年四カ月たった今多くの国民が気付きつつある。外交・防衛問題。沖縄普天間問題についても自民党の先人は命をかけて問題に取り組んだ。尖閣問題についても管総理は相変わらず責任を負わない。重大な決断を誰がするのか?国民に責任を負う人がいない。悪いことは人のせいにする。
今さえよければ、次の選挙さえよければ、そんな考えでは国が滅んでしまう。「ばらまくだけばらまき、金がなくなったら、野党と協議する」そんな姿勢では困る。きちんとマニュフェストを検証し、問われなければならない。
[自民党 常在戦場]
民主党実力者たちが、選挙の準備をといいはじめた。自民党は常在戦場。そして自民党支持者をひとりでも多くふやし、総選挙に全力をかけていきたい。
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